と、言うわけでみなぎ的感想です。
はじめて見た時の感想は『ヤベェ!!!』でした。
ていうか「やべぇ……これ絶対やばすぎるって……」とか呟きながら知人にメールしまくっていた気がします。
いやもう、本当にやばいです。久々の大ヒット。
クラブ・ディズニーに次ぐくらいのヒット作です。(最大級のほめ言葉)
このショーは中央鑑賞エリアとパレードルートのどちらかで見ることとなります。
そして中央エリアは抽選による完全指定席。
2002年のスーパースプラッシュを思い出します。
抽選という形式ではありませんでしたが、これもキャッスル前+パレードルートの二箇所での鑑賞でした。
それでこのスパスプがどうだったかというと……
キャッスル前ではショーをとっても楽しめたのですが、パレードルートはただフロートが通るだけ。
ストーリーも何もなくて意味不明、取り残されたような寂しさを感じたことを覚えています。
だがしかし!ブレイジングではそんなことはありません。
ルートにフロートを固定して各キャラの担当エリアをきっぱりとわけ、全箇所同じ音楽を使い、同じショー構成で場所による不平等感をだいぶ減らしています。
しかも最後、ゲストにパレードルートを歩かせることですべてのキャラクターを、鑑賞券があたらなければ見られないミッキーまでも見せることで、ゲストを納得させることに成功しているわけです。
鑑賞券が当たった人は完全着席のみで、見れるのもミッキーだけ。
しかし、抽選に外れた人はダンスは踊れるし他のキャラは見れるし、ミッキーにだって会えてしまう。
負け惜しみでもなんでもなく、ルートでの鑑賞の方が断然楽しい!と思えてしまうのです。
抽選というなんとなく不満の残るシステムをショーの構成を工夫することでゲストに納得させ、鑑賞位置によるゲストの不平等感を極力減らすことに成功している。
ダンスも簡単で、しかも盛り上がれる振り付けである。
ルートにまで熱気が伝わるようなファイヤーキャノンは相当迫力がある。
おまけにショー自体かなり面白い。
さすが20周年、相当工夫された、すばらしいパレードショーであると思います。
が、多少の不満もあり。
このパレードがあまりにも面白いもので人が大量に集まりすぎ、『ショー開始一時間以上前の場所取り禁止』というルールが守られていないのです。
実際見ればわかりますが、ショーが近づくにつれゲストの量はものすごいことになっています。
確かにアレをさばくのは無理。椅子取りゲームじゃないんだから、時間までゲストをぐるぐる歩かせ続けるというのも不可能なことはわかります。
でもやっぱりパーク側が打ち出したルールを誰も守らない、そしてパーク側も守らせる気が無いというのは見ていてかなり寂しいものがあります。所詮世の中やったもん勝ちなんでしょうか。
そしてカメラのせいですが、暗い上に誰も彼も激しくダンシングなので、写真が全く撮れない。
ぶれるぶれるぶれるぶれる写らない。悲しい。
ついでに言っちゃえば鑑賞券が全く当たらない!!!
みなぎさんこの夏5回以上抽選していますが、全く当たる気配なし!
そりゃパレードルートも最高だけど、やっぱミッキーが見たいぞ!!!
遠方からのゲストへの配慮、徹夜組対策、長蛇の列ができることによるゲストの日射病予防、と理由があってのことだとは百も承知ではあるのですが。
努力すればいい席で見れた、早いもん勝ちシステムの方が近場住人としてはありがたかったな……
……ディズニーマニア以外には意味不明かもしれませんね、この文……
みなぎのあふれる情熱を感じ取ってください、ということで(汗)