ターミネーター

 


奥がサイバーダイン社


ストーリーはターミネーター2から三年後。
サラ&ジョン・コナー親子によって壊滅的な被害を受けたサイバーダイン社は、奇跡的な復活を遂げています(とかくと、まるでコナーが悪役のようだw)
ゲストはそのサイバーダイン社に見学に来た、という設定になっています。

この社内ウェイト列がいい。すごくいい。
サイバーダイン社製品のポスターが飾られてるんだけど、それがめちゃくちゃブラックだったり。

お子様の安全を守るために……
お子様から目を放した隙に家を飛び出し、事故にでもあったら?
サイバーダイン社にお任せください。
この『お子様用安全首輪』さえあればもう安心!
家を出ようとすると、自動的にお子様の体に高圧電流が流れ、それを阻止します。
お母様はどうぞゆっくりとお休みください……

みたいなポスターで、ドアの前で電圧を流され、逆毛だってる子供のイラストだったり。
喜び勇んで写真撮ったのに、なくしたよ……というわけで、文章はうろ覚えです。しくしく。

あちこちから下げられたモニターにはサイバーダイン・インタラクティヴ・ネットワーク、略してSINというニュース番組が流れています。
SINとはもちろん『罪』の意味。芸が細かいですね!
これで映画の後について触れているので、見ておくと内容がわかりやすいと思います。
エンドレステープを流しているのでしょうが、ちょっと周期が短い気がします。
50分待ちだったけど、一周見ちゃったもの。壁際だとポスター見れて面白いけど、並んでるうちにフロア中央へと移動して、見るべきものがなくなっちゃうのがやや難点でしょうか。

列からロビーに移動する際、『もうすぐフロアへ移動しますが云々』と案内が流れるんですが。
なぜ全館放送でそれをやるかな……
プレロビーを設けてその中に入った人にだけ案内するとか、拡声器みたいな指向性の強いマイクで案内するとかで、本当に『もうすぐ移動する人』だけに聞こえるようにしなきゃ駄目だと思います。
だって私、この案内並んでる間に3回は聞いたもん……
子供とかしまいにゃ泣きますよ、『もうすぐもうすぐっていつ!』って。

あとビックリしたのが、このウェイト列で待ってるゲストが普通に座り込んでること!
確かに列長いです。ほとんど動かないです。
でも、いきなり座り込むか普通……コレが県民性という奴でしょうか。むむむ。

うぅ、ウェイト列について語るだけでこんなに長くなってしまった……好きなんですよ、ここ。
超気に入った。特にポスター。ポスターのために最来園するか迷うくらい。

 


ロビーに入ればすぐにショーのスタート。うわさの『綾小路麗華』様に会えます。
この人、まんま『青木さやか』ですよね、芸風とか。
アトラクできたばっかりのときはそんなメジャーじゃなかったから気づかなかったよ。

でもこのしゃべりにどうも不快感を覚えるのは、私が関東人だからでしょうか……
毒舌ネタ(っていうかただの悪口)はどうにも受け付けません。
また、映像と掛け合いを行うのですが、しゃべってる時といない時の差が激しすぎるかな。
台詞の無いときは舞台裏にいたりするんですが、出たり引っ込んだり。
あの綾小路麗華のキャラなら、常に騒いでないと変な気が。
例え台詞がなくとも、演技は中断するな!!この辺は趣味の話。

綾小路嬢作成のスカイネットプロモビデオ上映中、サラ&ジョン・コナー親子がそれを電波ジャック。
すぐにサイバーダイン社から出るように、との警告を発します。
このジョンが!ジョン・コナーが!!
2の俳優さんが出演してるんですよー!吹き替えの声優も多分2の人。
あぁ、かっこよく育ってる……

USJは全体的に、男優レベルが高いです。
でも女優レベルは低い、っていうか女優少ないのが残念。

それはさておき、ゲスト達はその警告を無視し、ショールームへと移動します。

 


ゲストを何とかショールームに収め、綾小路嬢がサイバーダインについて説明を始めます。
そこへサラ&ジョンが現れたりターミネーター、2での敵役が現れたりでパニックに。
このとき3D映像から本当の人間が現れたりします。

トリックは単純で、3Dスクリーンの前でスモークを炊いて目くらまししている間にスクリーンの一部を動かし、そこから役者が出てきているだけなのですが。
コレってさりげなくハイテク。
この3Dスクリーンって結構特殊なもの使ってるはずだもん。きちんと動かしたり戻したりするのって大変じゃないのかな。
ターミネーターと共に未来へ行ったりして、結構ストーリー的に楽しめるものにはなっています。
でも、オチがなぁ。
サイバーダイン社(現在)から始めて未来へ行って、スカイネットを破壊して、また現在に戻ってきて終わるのですが。
『これからも戦いは続いていく……ダダン・ダン・ダダン』
とかサラ&ジョンのモノローグで終わってしまいます。

サイバーダイン社はどうしたの??それで終わり???とちょっと唖然としてみたり。
色々詰め込みすぎてまとまらないまま終わってしまった印象です。
でもコレはかなりいい出来だった。いや、本当に。

 


どうも長々とオタク語りすまんでした。

 

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