そして個人的に一番の難は、スクリーンの歪みです。
このアトラクションは大きなスクリーンに車外の様子(という設定)の映像を動き出し、コンピューター制御された車型の乗り物にゲストが乗るという、ストームライダーやらスターツアーズやらでおなじみの方式を利用しています。
でも乗車部はたったの8人。
Gを強くかけられるし、車型タイムマシン、という設定にはぴったりですが、1つのスクリーンに対して1つの乗車部ではあまりに効率が悪い。そう考えたのでしょう。
実際には何台ものライドが1つのスクリーンの前に並べられ、1回の放映でいっせいに動かされています。
もちろん平らなスクリーンの前に普通にライドを配置したら、端っこの人は映像が端っこしか見えないわけで。
それを解消するためにライドを階段状・放射状に並べ、スクリーン自体を半円形にしているんですね。
映像歪むっちゅーねん。
だったらどうしろって言うのさとか言われても困りますが。
うーん、別に雨やら風やら吹くわけじゃないんだから、デロリアンにフロントガラスつけたら?
危険なタイムトラベル用の乗り物だもの、防弾ガラスくらいついていた方が設定的にはリアルじゃない?
画面端の歪みとか、スクリーン映像特有の画像の白っぽさとか、『ガラス越しだから』って脳内処理でだいぶ気にならなくなるんじゃないかな。
でもそうしたらきっと窓ガラス邪魔だから外せ!とか思うんでしょうけどね。
アトラクション自体としてはUSJで1,2を争う出来だと思います。